|
OKI(オキ、加納 沖〔北海道文化賞・北海道文化奨励賞受賞者一覧 北海道〕、1957年〔北原次郎太「トンコリの戦後史2」『千葉大学 ユーラシア言語文化論集』6(2003) 67-94 〕-)は、日本のアイヌ民族出身のミュージシャン、音楽プロデューサー。チカルスタジオ所属。 アイヌの血を引く、カラフト・アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者〔写真で深呼吸。仁礼博のだいじな思いで 2012-03-14-WED ほぼ日刊イトイ新聞 〕〔阿寒湖温泉でOKIさんがトンコリのライブ (2008/05/14) 北海道新聞〕。プレイヤーとしてだけでなく、トンコリやアイヌの伝統歌「ウポポ」によるアイヌ伝統音楽を基調に、ダブ、レゲエ、ロック、アフロ・ビートなど世界のルーツ音楽を取り入れた音楽を制作している。 == 人物・来歴 == 北海道生まれ、神奈川県育ち、北海道在住〔アイヌ⇔ダブ越境!異彩を放つOKIの新作 2006年5月23日 (火) HMV ONLINE〕。 神奈川県立茅ヶ崎高校出身〔 OKI / CHIKAR STUDIO【MAIL MAGAZINE】Vol.97 2009年02月06日(金) 〕、東京芸術大学美術学部工芸科を卒業〔。 1992年、姫田忠義の「民族文化映像研究所」で撮影を担当する。 親戚からもらったトンコリを弾いているうちに、音楽に目覚め、トンコリの演奏は独学でマスターした〔CHIKAR STUDIO Profile 〕。 1stアルバム『カムィ・コル・ヌプルペ』に収録された「ウトゥワスカラプ」は、「キムスポ」のエカシの言葉にオキがメロディーをつけて生まれた曲。「トパットゥミ(襲撃)」「ネヒコラチ(いつものように)」は、アイヌ語の詩を葛野エカシ自ら書き下ろしたオキとの共作である。 1995年に発表したアルバム「カムイ コル ヌプルペ」から2007年の「ダブ アイヌ バンド ライブ イン ジャパン」まで12作品を発表。 アイヌの歌手安東ウメ子の2つの作品では、演奏とプロデュースを手がけ、現代に息づくアイヌ音楽を表現した。また2006年には電気ベースやドラムを取り入れたアルバム「OKI DUB AINU BAND」を発表。 2005年以降、OKI DUB AINU BANDはドイツ、イギリス、スペイン、ノルウェー、ポルトガル、シンガポールのフェスティバルに出演、2008年は国内各地の主な野外フェスティバルに出演。 2008年度北海道文化賞奨励賞受賞〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「OKI (ミュージシャン)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|